医師会のご案内
会長ごあいさつ
三田市民の皆様こんにちは。医師会長の木村忠史と申します。
三田市医師会がどの様なことをしているのかここでご紹介をさせていただきたいと思います。
医師会は市民の皆様の健康を守るため、医療・保健の充実に努めるとともに、行政と協力して各種の健診事業や保健福祉活動を行っています。
私達の仕事の基本は日々の外来診療、それに続く入院医療がありますが、医療機関がそれぞれの機能に応じた分担をし地域で連携することが必要で、医師会はその調整をしてきました。
休日の診療ですが、以前は市内の医療機関が交代で行っていました。現在は平成22年3月に開設された三田市休日応急診療センターに、内科医、小児科医を中心に会員が出務して診療にあたっています。
また自宅での療養を希望される方が今後増えていくと予想されますが、この様な方々の医療福祉を充実させるため、関係するいろんな職種の連携をさらに進めていく予定です。
健診事業としては特定健診、がん検診、乳幼児健診、妊婦健診、学校健診などを行っており、いろんな専門の医師が携わっています。平成20年から始まった特定健診は生活習慣病を早く見つけ、保健指導により進行を防ごうというねらいがあります。
保健福祉活動としてまず予防接種があります。すべての年齢層が対象になるインフルエンザがよく知られていると思いますが、この他に各種の定期予防接種があり、最寄りのかかりつけ医で受ける事ができます。感染症になるのを未然に防ぐため、予防接種は非常に重要です。
介護保険を利用される場合、要介護度によりサービス内容が変わりますが、これを決める介護認定審査会にも審査委員として会員が出務しています。
また、一定規模以上の企業や団体には従業員の方々の健康を守るため産業医を置くことが義務付けられています。現在市内の30以上の企業、団体に会員が産業医として出務しています。
以上、医師会の活動の主なものを挙げさせていただきましたが、医師会員が日常の診療以外にも皆様の健康を守るため様々な仕事に関わっていることを知っていただき、医師会の活動にご理解をいただければ幸いです。
三田市医師会会長 木村 忠史